今日から北海道で洞爺湖サミットが開催された。このイベントに関する話題で気になるものがあったので取り上げてみようと思う。
ちなみに今さらであるが、洞爺湖サミットの説明をさらっとしてみる(自分でもおぼつかないので)。これは7月7日から9日までの3日間に渡り開催されるG8サミットの洞爺湖版。日本を含む先進8カ国(日・英・仏・伊・独・米・加・露)の首脳とEU委員長が参加して行われる会議で、国際社会に関わる諸問題を話し合う場となっている。
経済・社会問題が核となるが、本当にみんなが話し合いたいのは当然お金の話だ。つまりお金を核にして出てくる話題が中心となる。そして今回緊急課題とされるエコは、環境問題への取り組みが必至であることはもちろんだが、背景にはCO2排出権などをめぐりお金が循環するために、みんなでどうしても話し合わなければならないことになっているのだ。
という、私の理解は正しいかしら? それともゆがんでる?
それはさておき、気になる話題というのは、英フィナンシャルタイムズの「Japan goes missing: invisible host at the summit」という記事だ。朝フジテレビの「とくだね」で話していたので調べてみると、イラスト入りの記事を見つけることができた。
へぇ、「ドウヤコ」ではなくて「トウヤコ」だったんだこれ。っていう新発見はどうでもいいとして、「I have a question」からはじまるこの記事を書いたコラムニストは、「日本はどこだ」と言っている。「それは物理的にではなく、心理的に思う」と(なんだかイヤミなやっちゃな〜)。
「経済的には強い国だが、政治的には一向に影に隠れている」
(……)
ざっと読んだだけなので和訳はよくわからないけど、この人かなり本質をついているような気がする。
「日本はコンパスのない国家のようなものだ」
つまりはいろいろやっているけど、どこへ向かっているのかさっぱりわかりないとやっぱり思われているみたい。私もわからない。
福田さんのルックスも後押ししているのか(これは私が思っているだけだけど)、やっぱり日本は意思がないと思われている。見ていても不安げに笑うだけで、意思がなさすぎる。政策もなんだか幼稚な気がする。でもアホが国のトップにいるわけでは決してなく、日本のためを思うエリートたちが集まっているのだ、と私は思っている。
でもなぜなのだ。他国の人が感じていることと同様なことを、つまりは「日本は何やってるんだ?」ということをこうしたイベントや経済協力などでは確実に感じてしまう。
では「国民1人ひとりが国に関心をもって、ちゃんと選挙に行って素敵な議員さんを選びましょう」というワケでもないでしょう。もちろん選挙は大切だけど。
でもレールをひかれないと何もできないという感じは、何も国だけでなく、国民レベルでそうだと思うのは私だけかな。もちろん私もそうだった。幼稚園から大学、就職までみんなと同じことをしてきた。コレといって強くやりたいことなんてなかった。ぼんやりしていても、大学まで行けちゃうんだからスゴイ国だよね、本当。
でも社会人になって、少しずつやりたいことが見えてきた。ここしばらくは、浮遊していたけど、またいろいろやりたくなってきた。そしてそれを行動で、その行動で自分の意思が揺るがなければ、私は人に話すことにしている。こうすることで、意思が決意となるからだ。すると世界は変わってきたと思う。だから自分の思う方向に、必ず進むものだと私は確信している。
こういう一個人で起きていることと、個人の集合体である国に起きることはそうは変わらない気が私はしている。やっぱり国は意思で動かすものだし、それを話し、示して進むことで、世界(環境)を変えることもできるのだ。
英文の記事を読みながら出てくる「Japan」は、やはり他人事には思えない。日本として自分がやりたいことを考えるきっかけとして、こういう洞爺湖サミットみたいなものはとてもいいと感じている。
ちなみに今さらであるが、洞爺湖サミットの説明をさらっとしてみる(自分でもおぼつかないので)。これは7月7日から9日までの3日間に渡り開催されるG8サミットの洞爺湖版。日本を含む先進8カ国(日・英・仏・伊・独・米・加・露)の首脳とEU委員長が参加して行われる会議で、国際社会に関わる諸問題を話し合う場となっている。
経済・社会問題が核となるが、本当にみんなが話し合いたいのは当然お金の話だ。つまりお金を核にして出てくる話題が中心となる。そして今回緊急課題とされるエコは、環境問題への取り組みが必至であることはもちろんだが、背景にはCO2排出権などをめぐりお金が循環するために、みんなでどうしても話し合わなければならないことになっているのだ。
という、私の理解は正しいかしら? それともゆがんでる?
それはさておき、気になる話題というのは、英フィナンシャルタイムズの「Japan goes missing: invisible host at the summit」という記事だ。朝フジテレビの「とくだね」で話していたので調べてみると、イラスト入りの記事を見つけることができた。
へぇ、「ドウヤコ」ではなくて「トウヤコ」だったんだこれ。っていう新発見はどうでもいいとして、「I have a question」からはじまるこの記事を書いたコラムニストは、「日本はどこだ」と言っている。「それは物理的にではなく、心理的に思う」と(なんだかイヤミなやっちゃな〜)。
「経済的には強い国だが、政治的には一向に影に隠れている」
(……)
ざっと読んだだけなので和訳はよくわからないけど、この人かなり本質をついているような気がする。
「日本はコンパスのない国家のようなものだ」
つまりはいろいろやっているけど、どこへ向かっているのかさっぱりわかりないとやっぱり思われているみたい。私もわからない。
福田さんのルックスも後押ししているのか(これは私が思っているだけだけど)、やっぱり日本は意思がないと思われている。見ていても不安げに笑うだけで、意思がなさすぎる。政策もなんだか幼稚な気がする。でもアホが国のトップにいるわけでは決してなく、日本のためを思うエリートたちが集まっているのだ、と私は思っている。
でもなぜなのだ。他国の人が感じていることと同様なことを、つまりは「日本は何やってるんだ?」ということをこうしたイベントや経済協力などでは確実に感じてしまう。
では「国民1人ひとりが国に関心をもって、ちゃんと選挙に行って素敵な議員さんを選びましょう」というワケでもないでしょう。もちろん選挙は大切だけど。
でもレールをひかれないと何もできないという感じは、何も国だけでなく、国民レベルでそうだと思うのは私だけかな。もちろん私もそうだった。幼稚園から大学、就職までみんなと同じことをしてきた。コレといって強くやりたいことなんてなかった。ぼんやりしていても、大学まで行けちゃうんだからスゴイ国だよね、本当。
でも社会人になって、少しずつやりたいことが見えてきた。ここしばらくは、浮遊していたけど、またいろいろやりたくなってきた。そしてそれを行動で、その行動で自分の意思が揺るがなければ、私は人に話すことにしている。こうすることで、意思が決意となるからだ。すると世界は変わってきたと思う。だから自分の思う方向に、必ず進むものだと私は確信している。
こういう一個人で起きていることと、個人の集合体である国に起きることはそうは変わらない気が私はしている。やっぱり国は意思で動かすものだし、それを話し、示して進むことで、世界(環境)を変えることもできるのだ。
英文の記事を読みながら出てくる「Japan」は、やはり他人事には思えない。日本として自分がやりたいことを考えるきっかけとして、こういう洞爺湖サミットみたいなものはとてもいいと感じている。
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COMMENT
G13に拡大すべきでは?
2008/07/09(Wed)00:11:45
こーんばーんニャー。
あまり政治的なことは分かりませんが、主要8カ国だけでは、環境面の問題を話し合う、または解決の方向に持って行くのは、困難ではないだろうかと思います。 先進国に追いつけ追い越せで、Co2よりもタチの悪い、大量の有害物質の排出し続け、急成長を続けている5国(中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ)を入れなければ、根本の問題解決に持って行けないのでは無いでしょうか?? 政治的背景から福田首相は中国をサミットに入れたくない思惑が見え隠れしていますが、そんなプライド的なものや政治的なものを優先しているとなると、ホントに環境のこと考えているのか?って突っ込みたくなってきます。逆に積極的にG13化を進めるフランスのサルコジ大統領も、中国やインドに核施設の建設などで国としてのフトコロ固めをして、G13化を!というのもあまり気に入りませんが。。。 トラックバックとしては話がずれましたが、個人的にはそう考えています。 |
Re:G13に拡大すべきでは?
2008/07/09 11:15
むーさん、コメントありがとうございます!
そうですよね、今後G13に拡大するのは必要なことだと思います。でも、たとえば今回のようにリーダーシップのとれない日本みたいな国(日本しか思いつかないけど)が議長国になると、話は平行線になりますよね。だから議長国の役割は大きいし、またこのチャンスに存在感を示せない日本は残念な限りです。って、まだサミット終わってませんが…。 |