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日ごろ気になっている言葉や刺激を受けたことがらを、勝手気ままな視点で記していきます。
 
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今日はうららかな陽気なので、冒険して素足で過ごしてみた。

素足

まず春を感じてすることといえば、私は素足で1日過ごすこと。昨日まで黒タイツだったので、急に春になった感じがする! タイツや靴下は何だか締めつけられる気がするので、できれば一年中素足でいたいのだが…、ここは日本。秋冬はやっぱり寒い。また寄る年並みにも逆らえず、ちゃんとタイツや靴下をはいて過ごしているのだ。

でもハイファッションの世界では、素足はジョーシキらしく、映画『プラダを着た悪魔』のスタイリストも務めたパトリシア・フィールドが、「どうしてもメリル・ストリープがストッキングを履くというので妥協した」と話していたのを思い出した。メリル・ストリープの意見としては、観客にナマ足は見せられない!ということらしい。



この映画、DVDで観たけど何気に面白かったな。メリル・ストリープって、本当に素晴らしい俳優さんなんだなーと改めて実感。この作品は彼女の演技の素晴らしさを観られるのと、パトリシア・フィールドのファッションの楽しみ方を知ることができるという点に尽きます!

今の安室ちゃんの新曲とヴィダルサスーンのコラボCMにも、このカリスマスタイリストのパトリシアが参加しているんだけど、やっぱりとてもステキで、つい見入ってしまう。。とてもスタイリッシュなお仕事をするパトリシアご自身のスタイリングやメイクは本当に「?」で、髪の毛もぼさぼさオレンジヘア。でも自分の好きなスタイリングと、人が望むものをはっきり分けていて、だからといって無難〜には収まらないから、本当にやり手な女性なんだなーと思ってしまう。

。。おしゃれって楽しいな♪
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昨日は仕事で新宿に行った帰り、伊勢丹に寄り道をしてまたロクシタンでコスメを購入してしまった。


アイセラム
わ〜い♪
先日の寄り道ロクシタンで、サンプルをもらったイモーテルラインの「ベリープレシャーズアイセラム」という商品。朝晩にちょこっと目のまわりに付けると、ス〜っとして気持ちが良かったんだ。それに目元がスッキリする気がするし。またこの商品は、お化粧の上からも付けることができるスグレモノなのであります。

エステ会社の開発部門に勤める友人E子によると、目は意外にも体の中でもとくに疲れが出やすい部分だそう。人間はひっきりなしに瞬きしているし、目のまわりの皮は薄くてデリケート。だからアイケアは気になったら早い内にはじめた方がいいそうで、ちょっとアイメイクがよれてるな〜と何度か思い始めたら、それはお肌の危険信号。アイケア商品を導入すべしなのだ。

同じラインのアイバームのサンプルも試してみたけど、どうもポチっと吹き出物ができてしまったので戦線離脱。安くはない商品なので、やっぱりサンプルは試さないとね。

ということで、すっごく気になっているゲランのカウンターにも立ち寄って、BA(Beauty Adviser)さんにクレンジングの話を聞いちゃった。マダムっぽくて高額だけど、やっぱり試してみたいなぁ…。ちゃっかり、ここでもサンプルをもらって帰る。

こういうことって、去年まで本当にしたことがなかったのだけれど(カウンターのBAさんたちに威圧感さえ感じていたし。「な、なんかこっち見てる〜!」みたいな。あちらも仕事なんだって…)、最近はなんだか少し楽しくなっている自分がいる。なんといっても新しいコスメ知識がもらえるものね。肌に関しては20代の頃からいろいろと悩みは尽きないけど、こうしたコスメ道も大人の楽しみの1つなのかな。

最近つくづく思うのが、外見はその人の生き方が表れるということ。毎日ストレスだらけでーーなんて人は、眉間にふか〜いシワができてしまうし、自分の足元しか見ていないという視野の狭い人は、小股の猫背さんになってしまう。これは昨日今日でできるものではないから、やっぱり生活ないし生き方が多大な影響を与えちゃうのよね。

だからそうならないように、毎日の生活を顧みる。自分をよく知ろうとすることは、とてもいいことなんだと思う。それでシミやシワにしても、ある程度チャーミングな感じになればいいなー、というのが今の私の目標なのです♪
今日はDVDで『ニュースの天才』を見た。



これはアメリカで起こった実話を元にした作品。大統領にも読まれているという硬派な雑誌『ニュー リパブリック(The new republic)』の人気ジャーナリストが、記事をねつ造していたというストーリーだ。実際にこの媒体も存在し、主人公のスティーブン・グラスや編集長たちも実在している。

このスティーブン・グラスが、若手人気ジャーナリスト。人望も厚く、すっぱ抜き記事も多いうえに、原稿も面白いことから、社内的にも読者からも信頼されていた。彼が記事をねつ造していたことで、最初は同僚たちもかばうのだがーーみたいな話。

マスコミ側の良心と読者の価値観など、いろいろと思うところはあったけど、何が面白いって、このスティーブン本人がねつ造事件後、ちゃっかりテレビに出て、事件の詳細を話していること。そのドキュメンタリー番組が特典映像に入っているいので、ぜひ見てもらいたいなぁ。

この番組によると、スティーブン本人は事件後5年間、セラピーなどに通って、自分の行いを省みたという。5年間かけて、ようやく事の重大さが飲み込めたらしい。で、今は弁護士資格を取得して、弁護士としての道を考えているみたい。失笑。

活動を再開した彼は、なんと野心家の記者が記事をねつ造する物語『でっち上げ屋(The fabulist)』という小説を発表。 爆笑! やっぱり反省してないでしょ!

でも彼は「今まで自分のしたことが恥ずかしくて、出てこれなかった。でもこれからは出てきて、信じてもらうようにがんばるしかない」とか言っているんだけど、話の途中で「ねつ造記事のクレームとかはなかったの?」という質問に「全部、架空の人物や会社だから、クレームがくるはずない」って、ちょい笑いながら話していて、こいつは信じられないなーと私は思ってしまったな。

作品を見ると、嘘のためにボイスメールやメール、サイトも自分でつくったりして、嘘の上塗りぶりがすごすぎる。だからこの番組でも、「やっぱりこの話も嘘なのかな」と頭から決めてつい見てしまう。元編集長たちも「彼の話はまったく信じられない!」って、今も言い切っているし。
だから、いっそ反省は口にしないで(するとますます嘘っぽくなるから)、そのまま“でっち上げ屋”路線でフィクションだけ書いていればいいのに…というのが正直な感想。

でもこの特典映像はかなり面白かったな。




今日はウェブでこんな記事を見つけた。

「新宿西口バス放火事件」
「無限回廊」のトップページから探してください!)

慣れ親しんだ新宿に、そんな事件があったかなぁと思い、ふとクリックしてみたのだが、これは1980年に起こった昔の事件だった。そういえばなんとなく聞いたことがあるような気がする。

記事を読んで、なぜだかわからないが涙が出てきた。
こうした犯罪は起きてはならないのだが、生み出している社会があるというのも現実にある。責任の所在がなんだかループしてしまうようで、なんだか心がモヤモヤしてしまう事件は、高村薫さんの小説『レディジョーカー』(毎日新聞社発行)を思い出してしまった。

レディ・ジョーカー〈上〉
毎日新聞社
高村 薫(著)
発売日:1997-12
おすすめ度:4.5



レディ・ジョーカー〈下〉
毎日新聞社
高村 薫(著)
発売日:1997-12
おすすめ度:4.5


言わずと知れた「グリコ・森永事件」を題材にした超大作。ミステリーという枠をはるかに越える社会派小説だ。この小説の登場人物の背景も、それぞれに闇というよりも濃いグレーな部分を持っている。事件の展開も面白いが同時にとても考えさせられる小説だった。

こうした考えさせられる事件というのは、ある意味で解決することができる可能性を持っているような気がする。ほんのわずかでも希望がありそうな。でも最近は、池田小学校の児童殺傷事件のように、思考停止してしまうような事件が増えていて、時折本当に不安になってくる。
今日、『桃仙』(牛女舎発行)が届いた。

桃仙

これは私のはんこをつくってくれた山本桃仙さんが書いた初エッセイ。なぜ、はんこ屋さんがエッセイ?と不思議に思う人もいるかもしれないが、この山本桃仙さんは知る人ぞ知る(って、いかにもな表現だけど)、世田谷区池尻にある山本印店の店主。ビジネスマンやOL、主婦にはもちろんのこと、政界、財界の方や芸能人など著名人も多く訪れるというはんこ屋さんなのだ。

使っているはんこを持っていくと、それを見ながらさまざまなアドバイスをしてくれて、必要ならばはんこをつくってくれる。このはんこがまた可愛い♪

クチコミだけでなく最近ではブログ上でも良く目にするので、久しぶりに「はんこ屋さん元気かな〜」と思ってチェックしていたら、なんといつの間にかホームページを作成していた。おぉ、近代化。ちょっとビックリ。さらにエッセイまで販売していたので、つい購入してしまった。

この本には、桃仙さんのはんこに対する考えやその不思議な鑑定眼の話が書かれていて、すごく興味深く読むことができた。この世界はとってもシンプルだと私は思っている。それに対するヒントをもらったような気がした。読み終わった後は、なんだか心がほんわかするので、桃仙さんのはんこを持っている人もそうでない人もオススメの本だと思う。

私がはんこ屋さんに伺った時の話は、また今度しますね。お楽しみに。
 
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