忍者ブログ
日ごろ気になっている言葉や刺激を受けたことがらを、勝手気ままな視点で記していきます。
 
04月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
03月
05月
 
14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

先週のブログ活動は、たった1日でした…。「ブックマークに入れたのでがんばってください」というお声もいただいたので、ご期待に応えていきたいと思います!でも書くのは結構楽しいので、毎回ルンルンなのです♪

ところで、「言葉」や「本」など、ちょっと文化的な香りのするところをテーマにしたいと思っていたこのブログ。(そういえば、ね)今回はおすすめ本を思いついたので、それを紹介することにする。

デュラン・れい子さん著の『一度も植民地になったことがない日本』(講談社発行)という新書だ。
一度も植民地になったことがない日本 (講談社+α新書)
講談社
デュラン れい子(著)
発売日:2007-07-20
おすすめ度:3.5


以前にも戦争で侵略されたことがないのは、日本とタイぐらいだと聞いたことがあったが、植民地という視点の話は耳にしたことがなかったので、「ほぉ!」と興味津々で手に取ってみた(そういえば同じようなことなんだけど)。

著者のデュラン・れい子さんは、博報堂で初の女性コピーライターとして活躍後、スウェーデン人と結婚して、海外に在住しているという方。彼女が言うには、なんでもヨーロッパではよく知られていることのようで、改めてそうした視点に立ってみると、日本という国のユニークさが見えてくるというのだ。

本によると、日本では宣教師を弾圧したり、鎖国があったために植民地になることなく、独自の文化を残すことができたという話も出てくる。

宣教師って、ある意味支配するために送り出された人たちだったんだ〜。私はてっきり、ただのいい人たちなのかと思っていた。鎖国にしても、なにもそんなに闇雲に拒まなくても〜って思っていたけど、先人たちにはいろいろなお考えがあったのね。

でもまわりを寄せつけなかったことで、「黄金の国、じぱんぐ」とか言われて、ブランド価値を高めたのは成功なのかも。

こうして客観的に日本を見ていくと、当時はかなりキワい国だったのではないかと思う。開国後、国内でしばらくバタバタもめてから、今度は外に目がいくようになり戦争の時代になっていくでしょ? 世界の流れには逆らえなかったのかも知れないけど、結構強引な感じで押し進めていった。すっごく小さな国なのにね。

戦争に負けたら負けたで、アメリカさんに食料を恵んでもらって、やっと元気になり始めたら、また突き進む。あっという間に高度成長期に沸き上がる。そして今度は経済で存在感を示し、先進国の仲間入りを果たす。スゴイ…

もしかして、日本というのが1人のキャラクターになっていたら、私は間違いなく好きになっちゃうなぁ〜。(本の内容とはちょっと脱線しちゃったけど)そんなことを考えさせてくれる、興味深い本でした。







PR
COMMENT
文字と絵 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
お名前
メール
URL
PASS
TRACKBACK
TRACKBACK URL : 
 
PRODUCED BY SHINOBI.JP
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[08/21 眠る猫ミステリーしまきちの孫]
[07/09 むー]
[07/05 むー]
[01/14 ホリジュン]
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
Kai
性別:
女性
職業:
自由業             (この響き気に入っています!)
趣味:
読書、散歩、人間観察、     笑えるネタ集め
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
フリーエリア
忍者アド