先週のブログ活動は、たった1日でした…。「ブックマークに入れたのでがんばってください」というお声もいただいたので、ご期待に応えていきたいと思います!でも書くのは結構楽しいので、毎回ルンルンなのです♪
ところで、「言葉」や「本」など、ちょっと文化的な香りのするところをテーマにしたいと思っていたこのブログ。(そういえば、ね)今回はおすすめ本を思いついたので、それを紹介することにする。
デュラン・れい子さん著の『一度も植民地になったことがない日本』(講談社発行)という新書だ。
以前にも戦争で侵略されたことがないのは、日本とタイぐらいだと聞いたことがあったが、植民地という視点の話は耳にしたことがなかったので、「ほぉ!」と興味津々で手に取ってみた(そういえば同じようなことなんだけど)。
著者のデュラン・れい子さんは、博報堂で初の女性コピーライターとして活躍後、スウェーデン人と結婚して、海外に在住しているという方。彼女が言うには、なんでもヨーロッパではよく知られていることのようで、改めてそうした視点に立ってみると、日本という国のユニークさが見えてくるというのだ。
本によると、日本では宣教師を弾圧したり、鎖国があったために植民地になることなく、独自の文化を残すことができたという話も出てくる。
宣教師って、ある意味支配するために送り出された人たちだったんだ〜。私はてっきり、ただのいい人たちなのかと思っていた。鎖国にしても、なにもそんなに闇雲に拒まなくても〜って思っていたけど、先人たちにはいろいろなお考えがあったのね。
でもまわりを寄せつけなかったことで、「黄金の国、じぱんぐ」とか言われて、ブランド価値を高めたのは成功なのかも。
こうして客観的に日本を見ていくと、当時はかなりキワい国だったのではないかと思う。開国後、国内でしばらくバタバタもめてから、今度は外に目がいくようになり戦争の時代になっていくでしょ? 世界の流れには逆らえなかったのかも知れないけど、結構強引な感じで押し進めていった。すっごく小さな国なのにね。
戦争に負けたら負けたで、アメリカさんに食料を恵んでもらって、やっと元気になり始めたら、また突き進む。あっという間に高度成長期に沸き上がる。そして今度は経済で存在感を示し、先進国の仲間入りを果たす。スゴイ…
もしかして、日本というのが1人のキャラクターになっていたら、私は間違いなく好きになっちゃうなぁ〜。(本の内容とはちょっと脱線しちゃったけど)そんなことを考えさせてくれる、興味深い本でした。
ところで、「言葉」や「本」など、ちょっと文化的な香りのするところをテーマにしたいと思っていたこのブログ。(そういえば、ね)今回はおすすめ本を思いついたので、それを紹介することにする。
デュラン・れい子さん著の『一度も植民地になったことがない日本』(講談社発行)という新書だ。
以前にも戦争で侵略されたことがないのは、日本とタイぐらいだと聞いたことがあったが、植民地という視点の話は耳にしたことがなかったので、「ほぉ!」と興味津々で手に取ってみた(そういえば同じようなことなんだけど)。
著者のデュラン・れい子さんは、博報堂で初の女性コピーライターとして活躍後、スウェーデン人と結婚して、海外に在住しているという方。彼女が言うには、なんでもヨーロッパではよく知られていることのようで、改めてそうした視点に立ってみると、日本という国のユニークさが見えてくるというのだ。
本によると、日本では宣教師を弾圧したり、鎖国があったために植民地になることなく、独自の文化を残すことができたという話も出てくる。
宣教師って、ある意味支配するために送り出された人たちだったんだ〜。私はてっきり、ただのいい人たちなのかと思っていた。鎖国にしても、なにもそんなに闇雲に拒まなくても〜って思っていたけど、先人たちにはいろいろなお考えがあったのね。
でもまわりを寄せつけなかったことで、「黄金の国、じぱんぐ」とか言われて、ブランド価値を高めたのは成功なのかも。
こうして客観的に日本を見ていくと、当時はかなりキワい国だったのではないかと思う。開国後、国内でしばらくバタバタもめてから、今度は外に目がいくようになり戦争の時代になっていくでしょ? 世界の流れには逆らえなかったのかも知れないけど、結構強引な感じで押し進めていった。すっごく小さな国なのにね。
戦争に負けたら負けたで、アメリカさんに食料を恵んでもらって、やっと元気になり始めたら、また突き進む。あっという間に高度成長期に沸き上がる。そして今度は経済で存在感を示し、先進国の仲間入りを果たす。スゴイ…
もしかして、日本というのが1人のキャラクターになっていたら、私は間違いなく好きになっちゃうなぁ〜。(本の内容とはちょっと脱線しちゃったけど)そんなことを考えさせてくれる、興味深い本でした。
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