今日はふと立ち寄ったコンビニで見つけたムックを衝動買いしてしまった。
![SATC](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/2dc4a54d972708c8d86cb280c4c30b9a/1219221727?w=150&h=112)
はい。『SEX AND THE CITY(以下SATC)』がまるごとわかる本、みたいなムックです。どうやら海外ドラマシリーズで出していく予定の第1弾みたい。
私は海外ドラマが好きだけど、本まで買おうと思うのは、やはりこのSATCしかない(だからシリーズ化しても買わないよ〜)。それに今週の土曜日から映画版もロードショウされるし、売上は伸びることでしょう。でもこの本にある著名人の「私も大好きSATC」みたいな中途半端なインタビューはそんなにいらないかな。このせいで買うのを考えあぐねました。
ところで知らない男性陣のために簡単なSATC情報を。
これはアメリカのケーブルネットワークHBOで1998年から2004年まで放映されていたドラマで、4人の30歳代(1人は40歳代?)女性が恋に仕事にニューヨークを走り続ける物語。そのきわどいタイトルからも想像つくように、男女の恋愛を赤裸々に表現・描写していることから話題となった。
また4人の身にまとうファッションや通うレストランも取り上げられ、彼女らがいつも飲んでいるコスモポリタンやドライマティーニなどのカクテルを好んで飲む女性も増えた。これがアメリカだけでなく、全世界に放映され、多くの女性の共感を得たことで、その広がりは世界的な社会現象と発展した。
このドラマが成功した背景には、地上波では放送できないトピックスや表現に制作陣が果敢にトライしたということがいえる。妥協せずに新しいものを送り出すという姿勢が支持され、今やHBOの制作したドラマはエミー賞でも常連となっている。
こんな感じがSATCならびに生みの親であるHBO局の紹介だ。
SATCキャストの世代は、日本でいうとちょうどバブル世代に当たる気がする。だから私よりも少しお姉さんたちだけど、ケーブルで再放送を見ていると、ちょうど私世代。なので超親近感を感じてしまうのです。
SEX話はぶっ飛んでいるものもあれば、なるほどね〜というものもあり。この4人が世の中にいる女性を大別するとこの4パターンになるのかな、というくらい異なるタイプでそれぞれに個性が強い。よくまとまっているよ〜って正直思うけど、「友達」という軸はまったくブレがなく、私の友人たちを思い出してしまう。このドラマが多くの女性の心を捉えたのは、この部分なのかもしれない。
「女の友情は浅い」などという意見を聞くこともあるけど、女性はとにかく今思ったことを口にして発散するため、誤解を招くことが多いのかなと思う。たとえば親友の悪口とも思えるようなことを平気で言ったりね。ある程度の年齢に達すると、「そんなの挨拶みたいなものね」って笑って言えるようになる。
「この前ああ言ってたじゃん」
「そんなこと言ったけ?」
「いいかげ〜ん」
「まぁいいじゃん。笑えたし」
みたいなノリ。非常に軽いけど、どうしても必要なときは女の友の力は絶大だ。
ドラマ内でいえば、敏腕弁護士のミランダが妊娠して中絶を悩んだあげく、産むことを決心したシーン。子どもが欲しいのに、子どもができにくい体質とわかったシャーロットが、ミランダの中絶を批判したが、その後花を抱えて彼女を見舞い、出産の意思を知り喜ぶ。同じとき子ども嫌いのPR会社社長を務めるサマンサが、あたたかい飲み物を差し出し、主人公キャリーを含む4人がそろう。みんなの複雑な気持ちが交差したが、新しく生まれる命を前に、ほんわかとした空気に包まれる。こんな胸が熱くなるシーンがときどき登場するのだ。
特にいいのが、最後のシリーズとなったシーズン6。なんだか軽薄だったシーズン1の頃とは、みんなの状況は確実に変わっている。4人が人生の岐路となることにたびたび遭遇し、それぞれに乗り越えていく。個人的なトラブルが多くなり、それを個人で対処する時期になったのだ。だけど心の支えとなっていたのは、友達の存在だ。
このシーズンでは私も本当に考えさせられたことが多かったように思う。この世界に生まれた以上、時が刻まれるように人生を走り続けるしかない。ニューヨークのパワーウーマンのように、どこにいてもTOKYOパワーウーマンとして走り続けるのだ。と、強い気持ちにしてくれるSATCって本当に偉大なバイブル。
今週末、この本熟読して、女友達と映画に行くかな♪
はい。『SEX AND THE CITY(以下SATC)』がまるごとわかる本、みたいなムックです。どうやら海外ドラマシリーズで出していく予定の第1弾みたい。
私は海外ドラマが好きだけど、本まで買おうと思うのは、やはりこのSATCしかない(だからシリーズ化しても買わないよ〜)。それに今週の土曜日から映画版もロードショウされるし、売上は伸びることでしょう。でもこの本にある著名人の「私も大好きSATC」みたいな中途半端なインタビューはそんなにいらないかな。このせいで買うのを考えあぐねました。
ところで知らない男性陣のために簡単なSATC情報を。
これはアメリカのケーブルネットワークHBOで1998年から2004年まで放映されていたドラマで、4人の30歳代(1人は40歳代?)女性が恋に仕事にニューヨークを走り続ける物語。そのきわどいタイトルからも想像つくように、男女の恋愛を赤裸々に表現・描写していることから話題となった。
また4人の身にまとうファッションや通うレストランも取り上げられ、彼女らがいつも飲んでいるコスモポリタンやドライマティーニなどのカクテルを好んで飲む女性も増えた。これがアメリカだけでなく、全世界に放映され、多くの女性の共感を得たことで、その広がりは世界的な社会現象と発展した。
このドラマが成功した背景には、地上波では放送できないトピックスや表現に制作陣が果敢にトライしたということがいえる。妥協せずに新しいものを送り出すという姿勢が支持され、今やHBOの制作したドラマはエミー賞でも常連となっている。
こんな感じがSATCならびに生みの親であるHBO局の紹介だ。
SATCキャストの世代は、日本でいうとちょうどバブル世代に当たる気がする。だから私よりも少しお姉さんたちだけど、ケーブルで再放送を見ていると、ちょうど私世代。なので超親近感を感じてしまうのです。
SEX話はぶっ飛んでいるものもあれば、なるほどね〜というものもあり。この4人が世の中にいる女性を大別するとこの4パターンになるのかな、というくらい異なるタイプでそれぞれに個性が強い。よくまとまっているよ〜って正直思うけど、「友達」という軸はまったくブレがなく、私の友人たちを思い出してしまう。このドラマが多くの女性の心を捉えたのは、この部分なのかもしれない。
「女の友情は浅い」などという意見を聞くこともあるけど、女性はとにかく今思ったことを口にして発散するため、誤解を招くことが多いのかなと思う。たとえば親友の悪口とも思えるようなことを平気で言ったりね。ある程度の年齢に達すると、「そんなの挨拶みたいなものね」って笑って言えるようになる。
「この前ああ言ってたじゃん」
「そんなこと言ったけ?」
「いいかげ〜ん」
「まぁいいじゃん。笑えたし」
みたいなノリ。非常に軽いけど、どうしても必要なときは女の友の力は絶大だ。
ドラマ内でいえば、敏腕弁護士のミランダが妊娠して中絶を悩んだあげく、産むことを決心したシーン。子どもが欲しいのに、子どもができにくい体質とわかったシャーロットが、ミランダの中絶を批判したが、その後花を抱えて彼女を見舞い、出産の意思を知り喜ぶ。同じとき子ども嫌いのPR会社社長を務めるサマンサが、あたたかい飲み物を差し出し、主人公キャリーを含む4人がそろう。みんなの複雑な気持ちが交差したが、新しく生まれる命を前に、ほんわかとした空気に包まれる。こんな胸が熱くなるシーンがときどき登場するのだ。
特にいいのが、最後のシリーズとなったシーズン6。なんだか軽薄だったシーズン1の頃とは、みんなの状況は確実に変わっている。4人が人生の岐路となることにたびたび遭遇し、それぞれに乗り越えていく。個人的なトラブルが多くなり、それを個人で対処する時期になったのだ。だけど心の支えとなっていたのは、友達の存在だ。
このシーズンでは私も本当に考えさせられたことが多かったように思う。この世界に生まれた以上、時が刻まれるように人生を走り続けるしかない。ニューヨークのパワーウーマンのように、どこにいてもTOKYOパワーウーマンとして走り続けるのだ。と、強い気持ちにしてくれるSATCって本当に偉大なバイブル。
今週末、この本熟読して、女友達と映画に行くかな♪
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